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ピーボデイ賞受賞 映画『臓器狩り』台湾の医薬大学で上映

2015年10月15日

【新唐人2015年10月15日ニュース】

今年4月、アメリカ放送界における、最高の栄誉とされる、ピーボデイ賞を受賞したドキュメンタリー映画『臓器狩り』が、台湾台中(たいちゅう)市の中国医薬大学で上映されました。

 

映画『臓器狩り』の予告編

10年も経ちました。中国はどうして世界第2の臓器移植大国となったのでしょうか?

 

映画は、法輪功学習から、生体臓器摘出が行われたことに対し、中国で臓器移植を受けた台湾の患者などが証言しました。

 

中国医薬大学の学生 黄さん

「インタビューを受けた人が震える声で証言しているのを見て、これは本当のことだと感じました。もっとも驚かされたのは、このようなことが身近なところで起きていることです」

 

映画は、生体臓器狩りの現場の元警備員や、実際臓器移植を受けた患者の証言など、多くの証拠を人々に伝えました。

 

中国医薬大学の学生 馮さん

「法輪功の学習者から臓器を摘出することに対し、外部から圧力をかけて、止めさせなければならないと思います」

 

中国医薬大学の学生 鄧さん

「臓器摘出をされたり、臓器移植を受けるのが自分だとしたら、どんなに嫌な気持ちがするのか想像もできないです。きっと苦しい思いをすることでしょう。医師先生がおっしゃるように、人間の良心から言っても、このようなことをこのまま続けるのを許してはいけません。直ちに止めさせなければなりません」

 

観客の中には、父親が肝癌末期で、なかなか臓器提供を受けられず、中国に行って出処不明の肝臓を移植したという人も見られました。

 

中国医薬大学の学生 洪さん

「死刑囚ではなく本当に法輪功学習者の臓器かも知れません。自分が生きるために、 他人の命を奪うようなことは絶対にしたくないです。命の長さは人それぞれなので、自分が後悔することのないよう生きられれば、たとえ臓器の移植を受けられず、死んだとしても構わないと思います」

 

『臓器狩り』映画監督  李雲翔氏

「あなたが行ったささいなことで、本質的な変化は起こらないかもしれませんが、もし誰も何もしなかったら、このような犯罪は永遠になくならないでしょう」

 

映画の上映後、李雲翔監督は、台湾の民主的な環境を大切にし、臓器借りの真相を伝え、このような犯罪を止めさせるよう、学生たちに呼びかけました。

 

 

新唐人テレビがお伝えしました。

                                  

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20151011/video/158045.html?(中国語)

(翻訳/吉田 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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